信じられないくらい優秀な人たち、信じられないくらい愚かな人たち

タイトルはヴォネガットの「タイムクエイク」から。引用したいと思ったけど手元になかったからうろ覚え。

        • -

今日、リア充ではっちゃけた感じの女の子二人にPhotoshopの使い方を教える機会があった。おれは全然Photoshopに詳しくなくて、たまにホッテントリに上がっているphpshotのエントリーを読んで試してみるぐらいのスキルしか持ち合わせていないのだけれど、その二人はまるでおれが「ハッカー」であるかのような尊敬の眼差しで見ていた。

格差。差異。異なり。違和感。

ありていに言って、おれは炎上してないだけでAll Aboutのアナグラム寺田と同じ立ち位置にいた、というわけ(はてなブックマーク - 今回のmixiのリニューアルについて - 専門家に聞く [All About プロファイル])。

おれは、プログラミングに関して、基本的なことは押さえているつもりだけども、少し上級な話題(マルチスレッド、ラムダ)に関してはぜんぜん勉強不足というレベル。なのに一般人にとっては「ハッカー」に見えてしまうのが、なんだかなあと思うわけで。

ギーククラスタに入っていないと、本当にすごい人ことや、自分のレベルの低さを意識することはできない。意識しているだけでもちょっとはマシかな、とは思うのだけど。

誰かが、すごいプログラマになるためにはギークTwitterで追ってみろ、というエントリーを書いていた。それを実行した。でも自分の立ち位置は、限りなく一般人に近いNewbie(新米)。

ある人の作品とか嗜好を好きだと思って、TumblrTwitterでFollowすること自体の価値は理解した。運がよければ、その人からFollow返ししてもらうことだってあるかもしれない。でもでもそこから一歩進めなければならない、という感触。