親切 2.0

ヴォネガットの「愛は負けても親切は勝つ」という言葉をユーザインタフェースについて解釈してみる。

たとえばVimとかEmacsはすごく人気のあるエディタだけれど、「親切」とは言いがたい。それを習得するには「愛」が必要、というか習得するうちに「愛」が生まれてくるというか。

はてなブックマークTumblrもコアなユーザを抱えたサービスだけれども、やはり使いこなすにはネットへの「愛」というものがいるだろう。

そうじゃなくて、今まで少しもネットに触ったことがない人でさえも引きつけるようなサービス。
もっともっとぼくたちものを作る側は「親切」になれるはずなんだ。
ページを開いたとたんに歓迎のMIDIが流れる重いページだとか、そんなこととは別のやり方で。
愛は負けても親切は勝つ。